Pick up THE SURFSIDE VILLAGE 地域共創型・街づくりプロジェクト

地域共創を見据えた、都心と地方をつなぐ新たな生活拠点づくり。

PARASOL– THE SURFSIDE VILLAGE ICHINOMIYA –

地域共創を見据えた、
都心と地方をつなぐ新たな生活拠点づくり。

社会環境の変化やコロナ禍によって、働く場所や住む場所の価値観の多様化が加速。不動産にもさらなる付加価値が求められる中、生活と仕事が一体化した新たな暮らし方の提案として、地域共創型の「THE SURFSIDE VILLAGE」プロジェクトを立ち上げました。都心の一極集中を回避し、魅力ある地域にもっと人が集まる仕組みをつくることで、社会問題の解決にも寄与していきたいと考えています。第一弾の舞台は千葉県一宮。マリンスポーツやアクティビティを楽しめるエリアに、テクノロジーを融合させ、生活と仕事がシームレスにつながる環境を整えました。住みながら働く人も、別荘として2拠点体制で利用したい方にも。自治体と連携をしながら仕事も趣味も楽しめる新たな「生活を豊かにする方法」を提案しています。

「風の谷のナウシカ」が教えてくれたこと

ロゴス(言語/論理)と
ピュシス(自然/生命)の相克を超えて。
新しい世界を生き抜くための、
新しいバランスのあり方。

New attitude for new era

世界の先行きを見通すためのキーワード
「変化の時代」に顕在化する、
新しい生き方の萌芽

コロナ禍は、2011年の東日本大震災以降、緩やかに進んできた社会の変化を加速させた。東京を中心とした大都市一極集中から、場所と時間にとらわれない生き方が一層の注目を集めている。

極力モノを所有しない生き方が注目を集め、その最たる存在である「ミニマリスト」の増加も社会全体で見られた傾向だったが、そのライフスタイルを支えているものは常に同じプロダクトを生産し続ける供給能力と、それを安定的に流通させるロジスティクスであり、その前提が崩れた途端、非常に成立しにくいことも明確になった。

その反動として、いつか訪れる未曾有の厄災に備えて過剰に物資を蓄積する「プレッパーズ(準備する人)」という生き方に脚光が当たることもある。つまり、どちらか一方向への極端な集中ではなく、適度なバランスを保つことの重要性が改めて認識されたということだろう。

そして、5Gに代表される高速通信網と移動手段の発達は、都市と地方をシームレスにする。これは「都市への集中」から「地方への分散」というよりは「都市圏の拡大」につながるに違いない。「都市を構成する一部として地方」が一層注目されるだろう。

"New" life & work balance

仕事と趣味が共鳴する時代へ。
仕事と趣味の現代的関係

リモートワークの急速な浸透もあり「自宅でも勤務先でもない場所でも問題なく仕事はできる」ということは、いまや誰にとっても疑いがないだろう。テクノロジーの進化と普及により、都市圏と地方圏での業務環境の差はほとんどなくなったいま、より自分にとって心地よい環境で多くの時間を過ごしたいという要望も、ごく自然なものと言えるだろう。

仕事と趣味の両立に価値を感じる人にとって、とりわけ魅力的なのが「二拠点生活(デュアルライフ)」だ 。二拠点生活はその名の通り、自分にとっての拠点を二つ持つ暮らし方。移住とは異なり、現在の暮らしを維持しつつ、もう一つの拠点を持つため、現在のライフスタイルを大きく変更することなく、新しい楽しみを広げられるのが大きな魅力となっている。

「場所を変える」ことは、仕事にも、趣味にも、良い影響を与える。新しい土地で、これまでになかった自分の一面を発見することもあるだろう。人生100年と言われる時代、充実した毎日のために、1ヶ所に止まる以外の暮らし方を模索してもいいだろう。

  • 「自然豊かな地方と都市を行き来する生活」に対する意向

    国土交通省「二地域居住推進施策のための基礎的調査」(平成21年)より

  • 東京圏以外での暮らし(地方暮らし)に対する意向

    内閣府官房「まち・ひと・しごと創生本部事務局調査」(令和2年)より

THE FUTURE WE DREAM OF

この場所から実現したいこと。
PARASOLからはじめる未来

小暮 学 (株式会社インヴァランス 取締役会長)

サーフィンの町・一宮に生まれる
自然と親しむ人の拠点。

「一宮で新しいことを始めませんか?」と声を掛けていただいたのが2019年の秋頃だったでしょうか。私自身もサーフィンを楽しみますし、一宮に別荘も建てていたので、この場所に大きな可能性を感じていました。プロジェクトへの参加はすぐに決断しました。「サーファーズヴィレッジ」というコンセプトに行き着くまでに、それほど時間はかかりませんでしたね。一宮は町自体が「サーフィンと生きる町」を標榜していますし、毎年、国際的なサーフィンの大会である「WSL-QS6000」も開催されています。そして何より、オリンピックの競技会場でもあるので、この場所でビジネスを手がけるのであれば、サーフィンをコンセプトから外すことは考えられませんでした。一宮周辺のサーファーが求めているものもわかっていたので、人が集まれる場所を作りたいという想いは元々持っていました。もちろん、千葉にはゴルフ場も多く 、サーフィンだけでなく「自然と親しむアクティビティ」と親和性の高い方にも楽しんでもらえる場所になるでしょう。多くの人に喜んでもらえればと考え、僭越ながら私たちインヴァランスが旗振り役となって、このプロジェクトが動き始めることになりました。

魅力ある土地に寄り添い、
新しい価値を共につくる。

インヴァランスは、都心の投資用マンションを中心に物件開発を手がけてきましたが、地方にもまだまだ面白い場所はたくさんありますよね。コロナ禍の影響もあって、リモートワークやワーケーションといった概念が急速に広がりましたが、それ以前から、サーフィンを楽しみながら仕事の質・効率を落とさない「エンジニアサーファー」と呼ばれるような人たちや、都心と地方の両方に拠点を持つ「二拠点生活」を楽しむ人たちの存在も知っていたので、PARASOLのような場所が求められているという機運は常々感じていました。都心からアクセスが良く、かつ、海や山といった自然に触れられる場所であれば、多くの人が喜ぶ場所ができそうですよね。東京から1時間圏内でも、魅力的な場所はまだまだたくさんあります。地元の方にも寄り添いながら、これまでになかった新しい価値も提供できる。その意味で、PARASOLは「大人のための新しい遊び場」のプロトタイプでもあるのです。PARASOLという名称は「海の近くにある『休める場所』」からの連想ですが、これが山に舞台を移した場合には「TARP(タープ)」なんてネーミングでもいいかもしれませんね。

スマートホームが、
不動産の価値を高める。

さらに別の視点で言えば、私が代表を務め、スマートライフ・プラットフォームを提供しているアクセルラボという会社があります。スマートホームは「IoT(Internet of Things)技術を活用して、家の中にある家電や防犯設備、各種端末などを常時ネットワークに接続した住宅」のことで、PARASOLでも導入しますが、このスマートホームの機能を活用すれば、従来は利便性が低かったり、住宅の管理が難しかったような土地でも、快適な生活を実現することができます。例えば、海沿いの住宅は塩害や湿度の問題があり、絶えず空調を効かせておく必要がありますが、常にその住宅にいなければ、それも難しかった。結果的にその場所は不動産価値が上がらないことになりますよね。スマートホームというテクノロジーを導入することで、こうした問題も解決されるのではないでしょうか。

地域との共生は不可欠。
コミュニティの一員に
ならなければいけない。

もちろん、気をつけなければならないこともあります。東京の不動産会社が突然押しかけて行って、大規模な開発をしても、成功するはずがない。そこには、地域への配慮、地域との共生といった視点を欠くことはできないでしょう。都市部の人たちが訪れることで経済活動が活発になるのは、良いことには違いない。ただ、それだけではなく、その場所を訪れた人が土地の魅力を知り、その土地をもっと好きになってくれたら素晴らしいことですよね。今回、2020年のオリンピックは残念ながら延期になりましたが、 CLUBHOUSEだけを先行して開業したのは、まさにこの視点が重要だと考えたからです。このCLUBHOUSEを起点に、地元の方たちとの関係性を築き、コミュニティの一員として認めてもらうには、それだけの時間をかける必要がありますから。このCLUBHOUSEでは、単に飲食の提供や物販で利益を上げるのではなく、訪れた人たちに対し、私たちのフィルターを通した一宮の情報を届けていきたいですね。

投資だけではない、
「生活を豊かにする方法」を
提案したい。

私自身、都心で働きながら一宮の別荘でも時間を過ごしていると、日常から離れてリラックスできる時間を持てることは、仕事の面でも良い影響があると感じています。社会環境の変化やコロナ禍による「半強制的なオルタナティブの体験」を通じて、リモートワークを中心とした働き方の傾向はさらに強まっていくと思います。これまで存在した時間や距離、人間関係といった隔たりは、テクノロジーによってシームレスになっていく。当然、仕事と遊びを純然と区別することも難しくなります。高い賃料を支払って都会に住むことを自ら放棄するような人も増えていくでしょう。そうした人たちが、仕事をしながら生活の満足度も高められるような場所は今後より一層求められるはずで、PARASOLがその一つになれば嬉しいですよね。もちろん、変わらず都心に住み続ける人もたくさんいるでしょうし、地方に拠点を移す動きが加速することとは全く矛盾しません。都心に住みたい人は都心に住めばいいし、地方に住みたい人は地方に住めばいい。テクノロジーの進歩が、住む場所による格差を埋めてくれるわけですから。この多様性(ダイバーシティ)があることが、豊かな社会の一つの象徴かもしれません。インヴァランスはこれまで投資用マンションを通じて「生活を豊かにする方法」として投資の必要性を啓発・教育してきましたが、また新たな「生活を豊かにする方法」として、PARASOLのような提案をしていきたいですね。

名称

PARASOL -THE SURFSIDE VILLAGE ICHINOMIYA-
パラソル ザ・サーフサイド・ヴィレッジ・イチノミヤ

住所

〒299-4301 千葉県長生郡一宮町一宮10113-3

営業時間

カフェ・ショップ・コワーキングスペース

7:00 - 18:00(季節による変動あり)

サーフボードロッカー

24時間利用可能

レジデンス住居数
16戸(予定)
アパートメント住居数
24戸(予定)
アクセス

【車】

東京方面から
京葉道路・湾岸道路 >[千葉東JCT] > 千葉東金道路 >[東金IC] > 国道126号・東金九十九里有料道路 >[真亀IC]- 県道30号線

神奈川方面から
東京湾アクアライン >[木更津JCT]> 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)> [茂原長南IC]> 国道409・128号・県道228

【電車】

JR京葉線・特急わかしお、もしくはJR外房線で「上総一ノ宮(かずさいちのみや)駅」にて降車後、タクシーで5分。

PARASOLの
次に見据える、
新時代の価値提案の
あり方。

暮らしをデザインする。
インヴァランスの
新しい取り組み。

PARASOLは、都心を中心とした投資用マンションで数多くの実績を作ってきたインヴァランスが手がける新しい提案のひとつ。都市部から地方へと舞台を移し、新しい暮らしをデザインするプロトタイプが「PARASOL -THE SURFSIDE VILLAGE ICHINOMIYA-」という位置付けだ。東京を中心に近隣3県(神奈川県・埼玉県・千葉県)を含めた広域首都圏、いわゆる「グレーター・トーキョー(Greater Tokyo)」には 、遊休地や管理に苦心している不動産が数多く存在する。そうした物件を含めて、都心部からのアクセスに優れた場所をターゲットとして、新しい価値を提供するプロジェクトを走らせる試金石ということになる。もちろん「自然豊かな場所」という視点からいえば、海の近くだけではなく、山の近くでも同様のコンセプトで展開できる余地は十分にあるだろう。ビジネスとして成立するという判断がなされれば「PARASOL」ならぬ「TARP(タープ)」が誕生する日も遠くないかもしれない。

人間本来の性質に
したがって、
自然の中に身を置くことが
大切。

自然から離れて生きることの弊害が語られて久しい。解剖学者・脳科学者で、昆虫採集家としても知られる養老孟司も、都市生活者の現状を憂う。「現代人のように自然を排除した都市だけで生活を続けているとバランスを失う。それは『便利『快適』という名の下に、人間の都合の良いように環境を作り変えているから。でも、人間は自然に揺さぶられることで、自分を変えてきた歴史がある。都市生活者も、時には自然の中に身を置き、自分の体にとっての快適な状態を知ることが必要なのではないか。僕が『森へ行け』という理由は、ここにある」

コンクリートに囲まれた都会で生活していると、誰もが自らの身体感覚が失われるような瞬間を味わったことがあるだろう。日常的なストレス状態も、自然と触れることが極端に少なくなることに起因する(いわゆる「自然欠乏症候群」)という研究結果も発表されている。PARASOLのような場所が増え、自然に触れたいと考える人が気軽に訪れ、仕事と趣味の線引きをすることなく、自分の時間を楽しむことができるようになれば、ストレスフルな毎日からの解放だけでなく、長年問題視されている生産性の低さも改善できるのではないだろうか。都市部には都市部のメリットとデメリットがあり、地方には地方のメリットとデメリットがある。重要なのは、一人ひとりにあったバランスを選ぶこと。テクノロジーの発展によって、一ヶ所に根を張らずとも、好きな場所で暮らすことができる時代が訪れたいま、PARASOLは新しい生き方・働き方を実現する拠点のひとつとなるだろう。

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新プロジェクトの「THE SURFSIDE VILLAGE」は、暮らしをデザインするインヴァランスの新しい不動産の取り組みを紹介しています。

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